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心配~「クジラの町」・和歌山・太地の住民毛髪から4倍の水銀 

 以前からうわさになっていたことですが、懸念が現実になりました。

クジラ漁の町」として全国的に知られる和歌山県太地町の住民の毛髪から、全国平均の4倍を超える濃度水銀が検出されました。ただちに「中毒」を疑われる症状はみられていない、ということですが検査をした1137人のうち、43人の毛髪から検出された濃度は世界保健機関(WHO)の基準値50ppmを超えていたというから心配です。

発表は、環境省の国立水俣病総合研究センターによるものです。クジラやイルカを食べる習慣がある太地町の全住民のおよそ3割にあたる1137人を調査。全国の他地域と比べて平均で4倍超の水銀濃度毛髪から検出されたとのことです。太地町は古式捕鯨発祥の地と知られ、沿岸では小型のゴンドウクジラなどの漁が行われています。反捕鯨団体の主張などから町が昨年、国立水俣病総合研究センターに調査を依頼していました。


 私もクジラは大好物でクジラのステーキや刺し身を二月に一度くらいは食べています。尾の身が手には入ろうものなら泣いて喜ぶ部類の人間ですので、自分にも水銀が蓄積しているのではないかと心配になります。いったい平均的な日本人は、どの程度食べるのなら安全なのか、徹底的な調査を望みたいものです。
 私自身より多少上の世代、昭和40年代の最初ごろまでは全国の給食で鯨が普通にメニューとして出されていました。捕鯨をめぐって国際的に矢面に立たされている日本ですが、基本的に自分たちの食文化国を他国にとやかくいわれるのは気持ちよいものではありません。鯨肉が高蛋白質、低脂肪で、アミノ酸も多く、低アレルギーであり、また含硫アミノ酸や鉄含量が多く、さらにその脂質は低コレステロールで、不飽和脂肪酸が多く含まれ必須脂肪酸も多い」との基本的な知識は持ち合わせるべきです。
 ただ、汚染物質により実際に健康面への影響が明確になるならば話は別でしょう。



 

 

 参考までに、厚労省食品保健部が平成15年1月16日にリリースした鯨由来食品のPCB水銀汚染実態調査結果についてをみてください→http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0116-4.html

 この調査結果から導き出されたことは
(1) 一般市場に流通している鯨由来食品の大半を占める南極海ミンククジラPCB水銀濃度は低い
(2) 汚染濃度は鯨の種類や部位により大きく異なるが、ハクジラ類(ツチクジラ、イシイルカ等)の脂皮、肝臓等には濃度の高いものがあった

ということです。

さらに「ミンククジラなどヒゲクジラ類の赤肉はPCB及び水銀汚染も少なく、食用できると考えられるが、特にハクジラ類の皮部や内臓は汚染が多く食用とするには何らかの摂食指導が必要と考えられる」と指摘しています。ツチクジラの加工品「脂皮(塩漬け)」などもかなり数値が高いようで注意が必要でしょう。

 もっとも、鯨肉自体は「高蛋白質、低脂肪で、アミノ酸スコアも高く、低アレルギーであり、また含硫アミノ酸や鉄含量が多く、さらにその脂質は低コレステロールで、不飽和脂肪酸が多く含まれ必須脂肪酸も多い」と論評しており、ミンククジラなどの赤肉を中心に食べていけば、健康への影響は心配ないのではないかと思われます。



 参考

 財団法人日本鯨類研究所「捕獲調査副産物のダイオキシン等について」http://www.icrwhale.org/02-A-14.htm

 平成14年9月27日「鯨類に蓄積される有害物質について」http://www.icrwhale.org/03-A-b-06-1.htm



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